こんにちは、こんばんは、ゆうです。
今日はオフだったので前からお願いされていた
1型糖尿病の20代保育士さんと日帰り御在所ハイキングに行ってきました。
糖尿病な方とお付き合いできるのは以下のすべての条件に一致している場合のみです笑
- フリースタイルリブレまたはDexcom G6 を着用していること ※必須
- 常に血糖値の状態を共有してもらうこと
- 意識がない時に指先穿刺をすることに同意してもらうこと
- 低血糖で死亡・脳に障害などが残った場合でも自己責任とすること
- 低血糖でブドウ糖を注射したときに感染症にかかっても文句を言わないこと
- エピペンを使ってアレルギーがでても文句を言わないこと
- 人工呼吸で肋骨を骨折した場合でも文句を言わないこと ※高確率で折れますしよく折りますが命のほうが大事です
糖尿病で登山をしたときに怖いのが低血糖です。
低血糖になると動けなくなり、意識がなくなり、呼吸が止まり、泡を吹き
自分で口からブドウ糖を補給できないので適切な処置をしないと死亡します。
参考↓
意識がなくなったら血糖値を測定し50以下であればエピペンを打ち
ブドウ糖を投与します笑
ちなみに低血糖で救急車を呼んでも救急隊員は血糖値を測定できないので
ブドウ糖を打ってもらうか自分で早急に打つのがいいですね。
まずは持ち物チェック笑
グッピーラムネだけでは足りないので途中で
人工甘味料を使っていない飴とコーラ、ウィダーインゼリーブドウ糖を買わせて笑
自分はエピペンとブドウ糖溶液40ml(50%ブドウ糖溶液20ml×2本)を携帯し
Apple Watchで血糖値を見ながら自分の前で歩いて登ってもらいます笑
湯の山温泉の上にある登山者専用駐車場に車を停めて登っていきます
リブレリンクで常に血糖値を管理できますが反映が遅いのでこまめにフリースタイルリブレで
血糖値を測ってもらいながら60-110の中に収まるようにコントロールします。
実際は血糖値は250くらいまであげても全然問題はなしですが彼女は血糖値が低くても
活動できるので中血糖登山をします笑
体を動かすと筋肉の細胞内にインスリンを使って血管の糖分が移動します。
筋肉を多く使う登山では通常よりも筋肉でのブドウ糖の消費が多いので低血糖になりやすいです。
登っているときは飴でブドウ糖を補給しつつ
大きく筋肉をつかったときはコーラーかウィダーインでブドウ糖を補給して
血糖値の上下をコントロールします
今日は比較的天気がよく人もすくなったので
ゆったりとしたペースで歩けました
御在所ロープウェイで往復するのも楽でいいですが
自分の足で往復するのもいいでしょう笑
ハードに筋肉を使った時に自分がどれくらい血糖値が下がるのかがわかります
1gの糖質が約3mg/dl血糖値を上げるので低血糖になっていないときは
計算して食事から補給するのもいいでしょう
今回の登山開始から下山までの血糖値のコントロール履歴は
問題ありませんでした。18時に血糖値が上がっているのは
彼女がアイスクリームを食べたからです笑
リブレをつけているので温泉はやめておきました笑
1型糖尿病の人をみて可愛そうとか腫れ物に触るように
接する人が多いですが普通に接してあげればいいのです。
理解のある人が身近に一人いれば苦労なく日常生活が送れますよ。
まずは世話焼きで優しい旦那さんを見つけて
結婚することですね笑
とおすすめしておきました笑
今回は水だけ絶食3日中だったので自分には修行でした笑
たまにはケトアシにさらしてあげないと細胞が老化しますからね笑